こまった欲しがりさん

大煙管・杓子岩

『大煙管(おおぎせる)』
・徳島県三好群に伝わる化け狸の怪。吉野川を下る舟が破損したりして岩陰に泊っていると出る。夜更けに岸から突然大きな煙管が出てきて「煙草をくれ」と言う。煙草を詰めてやらないと、色々怪異が起こったり、舟が沈没したりする。しかしいっぱいにするには四十匁袋を十個も必要なのですごく困る。(『阿波の狸の話』より)

『杓子岩(しゃくしいわ)』
・岡山県苫田群に伝わる怪。夜、箱神社の傍を人が通ると「味噌をくれ」と言って杓子を突き出してくる。(『妖怪名彙』より)





大煙管の場合、一匁=約3.75gを×40で、一袋150g。それを十個で1500g…地味に迷惑だなあ。
杓子岩も困るけど…路上で急に味噌をくれって言われても。柳田國男いわく「味噌を持って歩く人もそうあるまいから、これはもと味噌を供えて祭った石かと思われる」だそうである。

大煙管につられて杓子も大きく描いてしまったが、別に大杓子の伝説ではありません。たぶん。


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[ 2012/08/14 16:22 ] [ 編集 ]

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