もうすぐハロウィンです

ハロウィン
「トリック・オア・トリート!」


…で、どっちが?



この時期になると、雑貨屋なんかがオレンジ一色になって楽しいです。

しかしハロウィン雑貨って難しいんだよなあ…。インテリアグッズとか、時期も短いし。ハロウィンパーティもなかなかやらないし。一般的に、ハロウィンをイベントとして楽しんでる日本人ってどの程度いるんだろう。
何かするとしたら地域のイベント位でしょうか…私はあんまり馴染みがないのですが。


ここでひとつ、本の紹介を。
個人的にハロウィンというと、レイ・ブラッドベリの『何かが道をやってくる』を思い出します。


○○○



万聖節前夜、つまりハロウィンを間近にして、町に謎のカーニバルがやってきた。
その名も『クガー・アンド・ダーク魔術団』。真っ黒な汽車に乗って現れた奇怪なカーニバルの団員たち。彼らの持つ、乗る者の年齢を操作できる回転木馬。木馬を逆回転させるとBGMの葬送行進曲も逆再生し、乗った人間は若返る。それを利用して、永遠の旅を続けるカーニバル。

カーニバルの秘密を知った二人の少年は、盲目の魔女や、刺青男のダーク氏と対決する。




人の心の闇を追いかけ、旅するカーニバル。引きずり込まれたら永遠に逃れられない。

十月にどこからかやってくる者。秋の人間を、警戒しろ。



○○○


未知のものに対する好奇心と、それに近づいてはならないという葛藤。強く惹きつけられながらも悪に立ち向かおうとする少年たちが、とても魅力的に描かれています。そしてそれ以上に、少年たちの味方となり自分の老いと向き合っていく父親がまた格好良い!

10月31日の夜、秋の収穫を祝い悪霊や魔女を追い払うためのお祭りといわれているハロウィン。
『何かが道をやってくる』においてハロウィンのイベント自体はほとんど出てこないのですが、その雰囲気を存分に楽しむことのできる作品となっています。にぎやかで楽しいカーニバルの中で、何か恐ろしいものが紛れ込んでいるかもしれないという恐怖…、それこそがハロウィンの楽しさなのかもしれません。



いまいちハロウィンに馴染みがないという方も、読書でハロウィンの気分を味わってみてはいかがでしょうか。






ちなみにブラッドベリの作品でいえば『ハロウィーンがやってきた!』という本もあります。こちらはまさにハロウィンがメインのお話。『10月はたそがれの国』のタイトルもハロウィンの季節をイメージしているのでしょうか。怪奇小説という感じの短編集で、かなりオススメです。…怖くって。ある意味ハロウィン気分になれるかもしれません。


(※追記 ハロウィン漫画出来ました)
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[ 2012/10/29 19:07 ] その他・イラスト | TB(0) | CM(0)

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