ポルードニツァ

ひっっっさびさの更新です。
不定期すぎて申し訳ありません…!
ハロウィンも近いことですので、海外の妖精さんを紹介いたします。

ポルド

ライ麦畑で鎌突いて



『ポルードニツァ(ポルドニッツァ)』
ロシアの妖怪・妖精。
髪が長く、白い服を着ていることが多い。

直訳するとロシア語で「真昼の女」。(別名ルジャニーツァ、ポルージェニツァ)
名前のとおり、真昼の正午に姿を現す。

昼休みをとるべき時間に、畑や家で働いている人を罰する。
働いている人間の首をつかんでひねったり、大鎌で斬りつける。子供をさらってしまう。
また十二時になると村を歩き回り、起きている人がいないか、窓から家の中を覗き込むともいう。



○○○

その容姿や行いについては諸説ありまして、

・背の高いきれいな娘で、純白の服を着ている。
夏の刈り入れ時のライ麦畑で、真昼に働いていると、首をひねられ頭がガンガンするという。
(正体は日射病ともいわれている)

・人間のような姿でおさげ髪をたらし、立っている者を大鎌でなぎ倒す。
地面に倒れたものには手出ししないので、真昼になると皆、横になる。

・髪の長い女。昔の手織りの服を着ており、
遠い祖先の時代に生きていた女だといわれている。
手鎌で人間をなぎ倒し、よろい戸が開いているとガラスを割ることもある。
冬はいないが、夏場は茂みの中で寝ており、十二時になると起きてくる。

・毛深い女で、ライ麦畑に住んでいる。
暑いときに出てきて人をくすぐり殺すので、
真昼を過ぎると仕事を止めてよろい戸を閉めなくてはならない。

・長い黒髪、黒い顔の娘。両手に何か持っており、声が良く響く。
真昼に出てきて子供をさらうので、ドアやよろい戸を閉めなくてはならない。

・シベリアに伝わるポルードニツァは、ライ麦畑ではなく家のまわりの菜園に座っている。
菜園に入った子供を捕まえてしまう。髪は長くて白い。
はじめは猫のように小さくて黒いが、だんだん大きくなって天まで届くという。


以上、斎藤君子『ロシアの妖怪たち』より引用いたしました。
「真昼に働いている人を襲う危険な女」という点が共通しておりますが、
太陽の照りつける昼間に働く人を休憩させ、
子供がライ麦畑に入って迷子になるのを防ぐための存在だったとも言われています。


そう言われると、何だが教訓めいてはいるのですが、
ライ麦畑に真昼間から現れる、大鎌持った白い服の女性…。
これはかなり怖いと思いますね!

ちなみに「ポレヴォイ」という真昼の畑のおじいさんもいるそうです。
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