メアリーとリリー

『ブラッディ・メアリー』と『リリーさん』。
鏡に呼びかけると現れる系都市伝説です。

※流血表現あり、ホラー要素強めなので画像は小さくしてあります。(クリックで拡大)

マリーとリリー


●『リリーさん(リリーちゃん)』

日本の都市伝説。鏡の前で名前を呼び、三回指を鳴らすと現れる。ただ単に鏡の前というだけではなく、トイレの鏡と限定されていることが多い。リリーさんを呼び出してしまうと、どこまでも追いかけてくる、あるいは死ぬまで不幸が続く。
顔に包帯をぐるぐると巻きつけた姿をしているという。事故で怪我をした、火事で焼け死んだ、などと包帯を巻いている理由が補足されていることもある。



●『Bloody Mary(ブラッディ・メアリー、ブラッディ・マリー)』

海外の都市伝説。鏡の前で彼女の名前を三回呼ぶと現れる。
血まみれの女性であるといい、呼び出すと怪我を負わされたり殺されたりする。


ブラッディメアリーには名前のバリエーションが多く、この他「Mary Worth(メアリー・ワース)」「Bloody Bones(ブラッディ・ボーン)」「Hell Mary(地獄のメアリー)」「Mary Worthington(メアリー・ワーシントン)」「Mary Whales(メアリー・ホエールズ)」「Mary Jane(メアリー・ジェーン)」などと呼ばれる。

一般的に、儀式は暗い部屋の中で行う。鏡に向かって名前を呼ぶと、血まみれの女性が現れるという。彼女は呼び出した人間の顔や体を引っかく(傷を負わせて殺す場合も)、首を絞める、発狂させる、殴り殺す、喉を切り裂く、目をくり抜く、鏡の中に引きずり込むなど結末は異なる。
名前を呼ぶ回数も様々で、三回から三十回、あるいは百回ともいう。「私はメアリーを信じています」「私はメアリーの赤ちゃんを殺した」などと別の言葉が必要な場合もある。そのほか、儀式はトイレで行う・ロウソクを用意する・その場でぐるぐる回るなど細かく条件が異なる。生前にゆかりがあった場所で車のバックミラーに姿を現すというバージョンもあり、彼女を話題に出しただけで姿を現すとされている。
それ以外にも、彼女は未来を予言する霊とされることがある。多くは呼び出した者の結婚や子供についての予言である。

ブラッディメアリーの正体は、顔に醜い怪我を負った少女や交通事故で死んだ女性、子供を亡くした(または殺した)母親などと噂される。あるいはイングランド女王メアリー1世が由来している。カトリック信者であった彼女はプロテスタントを迫害、多くの人々を処刑したため「ブラッディ・メアリー(血まみれメアリー)」と呼ばれた。(ブラッディメアリーというカクテルも、女王のあだ名から作られたものである。)





ブラッディ・メアリーとリリーさんでは、どうしても情報量に格差が…。
メアリーは海外だとかなり有名です(特にアメリカ)。「Bloody Mary」「mirror」とかで検索するとわんさか出てきます。英語なのが辛いですが…。


ブラッディ・メアリーに関する作品もあり、映画だと『ブラッディ・マリー(BLOODY MARY)』や『ルール 封印された都市伝説(URBAN LEGENDS: BLOODY MARY)』、ドラマ『スーパーナチュラル(SUPERNATURAL)』の第五回「鏡の中の真実」でもブラッディメアリー伝説は扱われています。その他関連した映画では『キャンディマン』が有名ですね。この映画は、鏡に向かって五回呼びかけると鉤爪の殺人鬼が現れるという内容になっています。

リリーさんも意外とメディア露出しておりまして、以前放送された怪談番組『世界の怖い夜~真夏に震える絶叫スペシャル』で紹介されていました。こちらのリリーさんは、夜に体育館の舞台で名前を呼び、三回指を鳴らすと現れるそうです。
1996年に放送されたドラマ『学校の怪談R』の第2話「妖怪リリーちゃん」は顔に包帯を巻いていました。私も子供の頃にこのドラマを観て、かなり怖かったのを覚えています。
「鏡の前ではもう絶対指を鳴らすまい!」と心に誓ったのですが、そもそも私は指を鳴らせないのでした。今でも。



《主な参考サイト》
Bloody Mary (folklore)-『Wikipedia』(海外)
Bloody Mary at Urban Legends-『About.com』(海外)
Bloody Mary-『snopes.com』(海外)
怪異・妖怪伝承データベース「トイレのリリーさん」
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