バネ足ジャック

バネ足ジャック


『バネ足ジャック』 (Spring Heeled Jack:スプリング・ヒールド・ジャック)


イギリスの都市伝説。1830年代、ロンドン南西部に出没したという怪人である。
驚異的なジャンプ力の持ち主で、人を襲っては飛び上がって逃げる。金魚鉢に角を生やしたようなヘルメットを被り、黒いマントと白く輝くピッタリとした服を着ているという。

バネ足ジャックの起こした事件は、道行く人に青白い炎を吐きかける・冷たい鉤爪で引っかく・人家のドアをノックし、警官だと嘘をついて脅かすなどといった悪戯めいた犯行、また未遂事件が多い。なかには残虐な事件も存在するが、数十年にわたって目撃情報が寄せられており、すべて同一人物による犯行であるかは明確でない。




もうすぐハロウィンですので、似合いそうな都市伝説として「バネ足ジャック」をご紹介します。
本当はバニーマンが良かったけど新しいネタが思いつかず…残念。

バネ足ジャックは正体が分かっておらず、(一説ではウォーターフォード侯爵ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォードという貴族の男性とも言われている)中には当時珍しかったというカンガルー説もあるそうで…。そうだとしたら、超面白いんですが!
それ程ジャンプ力が強いということで、なんとなく昆虫っぽいイメージで描いてみました。ピョンピョン跳ねるバッタのような感じです。スチームパンクっぽくても良かったでしょうか。


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バネ足ジャックを取り扱った作品といえば、スティーヴン・キングの『バネ足ジャック』という小説があります。といってもバネ足ジャックがはっきり登場するわけではなく、とある殺人事件の犯人がバネ足ジャックに例えられているだけなのですが。バネ足ジャックの名が出てくるだけで、なんだか嬉しかったり。
ちなみに「バネ足ジャック」で検索すると、藤田和日郎『黒博物館スプリンガルド』という漫画もよく出てきます。私は読んだことありませんが、バネ足ジャックを主役にした作品のだそうです。もう完結済みですが、面白そうなので読んでみたいですねぇ。マザーグースも関係しているらしく…気になります。




主な参考:並木伸一郎著『最強の都市伝説』
      :スティーヴン・キング『バネ足ジャック』(「ナイトシフト2-トウモロコシ畑の子供たち」所収)
      :wikipedia(日本語)『バネ足ジャック
      :wikipedia(英語)『Spring-heeled Jack